革製品の長持ちの秘訣 → ちょっとした気遣いで気持ちよく長く着て頂くことができます!
・雨の日はなるべく避けてご着用下さい
・湿気と熱に注意して下さい
・バッグなどの他アイテムとの摩擦に気をつけて下さい
日頃の心得
・雨の日はなるべく着用を避けて下さい
水分が苦手なので、なるべく雨の日の着用を避けて頂くのが長持ちの秘訣ですが、雪国のお客様などどうしてもご着用される時は防水スプレーを施して下さい。
画像は店主使用の防水スプレー(コロニル社のウォーターストップ)です。
30㎝程離し、全体にサッとスプレーします。薄い膜を作っていくイメージで、シーズン中2,3回ほど施していくと雨や汚れに強くなります。
30㎝程離し、全体にサッとスプレーします。薄い膜を作っていくイメージで、シーズン中2,3回ほど施していくと雨や汚れに強くなります。
注1)毛皮部分は防水スプレーが浸透しない為、効き目がありません。汗ばんだ後は風通しのよい場所で陰干しして下さい。
注2)市販の防水スプレーを使用する場合は、起毛製品専用を選び、目立たない箇所で試してからご使用下さい。
・ファー部分はブラシでお手入れ
ムートンや毛皮のファー部分は、ほこりが中に入り込みやすい為、目の粗いブラシで軽くブラッシングするとよいでしょう。(着用前にして頂くと、下に着る服に毛が付きにくくなります。)
また、毛並みにクセがついたら、蒸しタオルを軽く当てブラッシングします。
整ったら、陰干しして乾燥させてください。
・色移りに注意して下さい。
革本来の高級感が出るよう、樹脂などで加工していない為、色移りすることがあります。
淡色ムートン×濃い色のカバン、濃色のムートン×薄い色のカバンの組み合わせは注意して下さい。
また、着用についても着始めは淡色との組合わせは避けて下さい。
保管方法
・よく開け閉めするタンスにハンガーに吊るし保管
よく開け閉めするタンスに、肩幅にあったハンガーに吊るし保管して下さい。
ファーが潰れないようゆったりと収納しましょう。また、無臭の防虫剤・除湿剤の使用もお勧めです。
汚れたら・・
ムートン:部分的な汚れにはスエード専用消しゴムで
画像は店主使用のスエード専用消しゴム(コロニル社)です。
表地がスウェードの場合は、表面の小さなシミや汚れはスエード専用の消しゴムで生地を傷めずこすりとるのがベスト。
表地がスウェードの場合は、表面の小さなシミや汚れはスエード専用の消しゴムで生地を傷めずこすりとるのがベスト。
注)ムートンの表革加工、レザーには使用しないでください。(コーティングが剥がれます。)
レザー:部分的な汚れは乳液で
あまり時間が経っていない表面の部分的な汚れは、大半は乳液で取ることができます。乾いた布に乳液を少量付け優しく拭いて下さい。
(注:必ず目立たない場所で確かめてからお試し下さい)
ムートンや革製品はなるべくクリーニングに出さない方が良いと言われています。危険性は勿論のこと、どんなに信頼の置けるクリーニング店でも買った状態に戻ることは難しいからです。
普段の着用の仕方や保管の仕方にお気を付け頂き、色あせやシミも革の年輪と考え、末永く着て頂ければと思います。
普段の着用の仕方や保管の仕方にお気を付け頂き、色あせやシミも革の年輪と考え、末永く着て頂ければと思います。